パパは、東京出張に来てます。
一晩だけだけど、ねねちゃんやママと離れて眠ります。
そんな時、
「あー、会いたいなぁ」と、頭をよぎると
フラッシュバックのように思い出す映画のシーンがある。
確か、戦争映画。
そして、仲のいい家族が戦争で離れ離れになって
戦地のどこかで
家族に会いたいというシーンのある映画。
その、一瞬のフレーズだけが
頭に何度も浮かんでいた。
主演していた方も
本当に戦争中の映画だったのかも
覚えていないけど
強烈に思い出すシーン
「会いたいなぁ、、、」と
呟くシーン。
前の出張では
なんだったかなぁー、、くらいで
もう忘れてしまっていたけれど
今回の出張で
また頭をよぎる。
家族に会いたいなぁ。
一緒の布団で寝たいなぁ。
なんでもないことで、笑っていたいなぁ。
そんな気持ちを堪え切れなくなって
すこし涙ぐみながら、
今回は一生懸命に探してみた。
そして、見つけた。
明石家さんまさんが主演して
黒木瞳さんが奥さん役だった
「さとうきび畑の唄」という映画。
底抜けに明るくて
丁寧語を話すお父さんが
家族と離れて戦争に行く話。
戦地でも、優しすぎて
いろんな苦労をしてしまう。
そして、その度に家族を思い出す。
そんな、辛い時のワンシーンに
本当に強烈に心に残る
「会いたいなぁ」が、あったはず。
もう、10年以上前に見ただけだけど
確かに、そんなシーンがあったはず。
とっても温かくて
とっても悲しい映画。
帰ったら、すぐにレンタルしよう。
ママに会いたい。
ねねちゃんに会いたい。