外出自粛の時に、外に出ずにずっと暮らしていた蓼科。
朝 外に出たときの空気感とか
雪の中を歩いた感触とか
いろんなものが好きにな場所。
そして同時に、僕自身の仕事や撮影が とってもしやすかったので
仕事をする環境や研修の場としても最適だなと感じました。
コロナウイルス の拡大とともに、別荘地の需要もどんどん増えていったみたいで、
友達に借りていた別荘も、無事に買い手が見つかりました。
つまり、僕たちはそれ以上、その場所にいることができなくなったわけです。
そう感じたら、「ここに居させてもらえる時間って、本当に貴重だったんだね」と
改めて気づくことができました。
でも、荷物をまとめて別荘から自宅に帰る道中、奥さんとこんなことを話していました。
「この場所には、またご縁があるだろうから、また来ようね」
別荘から自宅に戻って、しばらくした後
別荘を貸してくれていた友達から連絡をもらいました。
「空き物件があって、入居者を探してるんだって」
すぐに奥さんと相談をして、「見るだけは、見に行かせてもらおう」ということで
2ヶ月ぶりくらいに蓼科の、今までいた別荘地に戻ることに。
僕が契約を決めたのは、この長いウッドデッキ の影響が大きかったです。
でも、築年数が古いこともあり、キッチンの流しは瞬間湯沸かし器。
お風呂は、ずっと昔の 種火を作って湯沸かしをするバランス釜。
洗面台は、水しか出ない。
という状況。
ここで寒冷地を過ごすのかぁ・・・・でも、契約はしよう。
と、契約の意思を伝えたところ。
「水野さんは、ずっと大切に使ってくれていたので、入っていただけるなら給湯器をつけさせてもらいますね」
とのことでした。
これ、
「給湯器をつけてくれるなら、入居しよう」じゃなくて
「不便かもしれないけれど、入居しよう」と思っていたところ、申し出てくださったの。
めっちゃありがたかった。
子どもたちが遊びに来てくれた時も、どんどんお風呂に入ってもらえる。
キッチンも洗面所も、ひねればお湯が出る。
ここは、別荘への入り口の道路。
このトンネルを潜って家に行くのが嬉しい。
ウッドデッキにはブランコがつきました。
子どもたちが順番こに
「かーわってー」
「いーいーよー」
と、遊んでるのを見ると、楽しい。
テレビは置かないけれど、プロジェクターでいつでも映像は見られるので
映像コンテンツを楽しみたい人は、自由に使ってもらっています。
この時は、みんなでトレーニングの動画。
壁には、ママのお気に入りの鹿の絵が2枚。
ゲストルームに入る光も綺麗。
ウッドデッキで、みんなで線香花火をやったり。
もちろん、水のバケツの上で。
歩いてすぐの女神湖に早朝にいくと、水面に景色が反射するミラーレイクを見られます。
ねねちゃんが撮影した、外の景色。
わかりづらいかもだけど、木から葉っぱがなくなると、湖と山が同時にキラキラ見えます。
ちなみに、押し入れにはドラえもんが眠っています(笑)
パパはというと
どこにいても、仕事してます。
その時、仕事ができる場所で、仕事しています。
ワーケーションとか、テレワークとか、そういう概念は10年くらい前から既にないです(笑)
コンビニの駐車場だろうが、高速道路のパーキングエリアだろうが、どこでも仕事してる人です。
ママが運転してくれて、ねねちゃんが眠っている時は、後部座席でひたすら仕事してます。
集まってくれたみんなで、たこ焼きパーティーやったり、ジンギスカンを食べたり。
人が来てくれる というのが、とっても嬉しい。
みんなが来てくれる前の日は、ママが旅館のおかみさんみたいに 布団を干してます。
寒くなってきたので、結露した窓で ねねちゃんがお絵かき。
「小学校ごっこしたい」
というので、結露した窓を黒板に見立てて 数字とひらがなを教えたりします。
ねねちゃんは既に、
「1たす1は?」 2!
「1たす3は?」 4!
と、簡単な足し算ができます。
子どもの頭って、すげー。
どんなに素敵な場所でも、僕たちだけよりも、みんなが来てくれてワイワイしてくれる方が楽しいです。
これからは寒くなるので、冬山好きな人じゃないと厳しいかもですが、またみんなでワイワイできるようになったら良いなと思います。
先日、僕たちが別荘にいる時に たまたま初雪が降りました。
夜は マイナス5度とか、もっと冷え込むので 気をつけないと。
寒冷地なので、数日あける時は水抜き・水出し作業をしないといけなくて、それも慣れてくると楽しいです。
慣れるまではもう少しかかりそうですが・・。
自分たちが優雅に暮らすため
というよりも、僕にとっては仕事しやすい環境という部分が大きいし
家族にとっては、自然の中で良い空気と美味しい水とともに暮らせるという部分があるし
人生としては、大切な友達とかに楽しんでもらえる場所を作っていきたい という僕らの家族の思いを表現している1つの場所だと思います。
子どもの撮影会もやりたい
ママと話しているのは、あたたかくなってきたら子どもの撮影会もやりたいね ということ。
ドレスを用意したり、衣装を用意したりして、湖で撮影したり。
あとは、子どもたちにカメラを貸し出して、写真のお勉強をしてもらったり。
そして、子どもたちが撮影した写真を印刷して、別荘の壁一面に貼ってみたり。
そんな企画もしたいね という話をしています。
御射鹿池(みしゃかいけ)も、素敵
https://navi.chinotabi.jp/spot/3076/
そんな、
家族にとっても、仕事にとっても
そして仲間にとってもきっと素敵な、別荘を契約した話。