話題(問題?)になっている、ムーニーのCMを見た。
ムーニーのおむつCMに「ワンオペ育児を賛美しないで」批判⇒ユニ・チャーム「取り下げはせず」本来の意図は?
http://www.huffingtonpost.jp/2017/05/10/unicharm-cm_n_16524060.html
それぞれの立場や、状況によって、見え方はかわってくるかもしれない。
でも、パパとママは、話題になっているというこの動画を見たときに
素直に、うるっときた。
まぁ、パパもママも、涙もろいという理由もあるだろうけれど。
ママ;「えーーー。何がいけなかったの?」
パパ:「なんか、ワンオペ育児を賛美しているのがNGらしいよ」
こんな意見も、あったらしい。
また、実際にワンオペ育児を経験したという人々からは「嫌な記憶がよみがえりました」「辛い過去を思い出しました」といった声もあった。
ネットニュースなので、誇張している部分もあるのかもしれないし
断片だけを切り取っているかもしれないけれど
少数でも、そういった意見があって、
多少の影響力を持ったことは、間違いなさそう。
ここで、
「この動画は、ワンオペ賞賛じゃない!」とか
「過敏に反応しすぎ!」とか
そういう議論をするつもりはない。
最初にも書いた通り、それぞれの立場や状況があって、
「嫌だ」という記憶が蘇ったのなら、
それもまた事実だと思うからだ。
否定することはできない。
同時に、
僕ら夫婦が、ワンオペじゃない育児をしていて、
それが超楽しいということも、1つの事実だから、それについて書いてみようと思う。
僕は、仕事がネット系という理由もあり、
ほぼ24時間、家にいることもできる。
打ち合わせのときは外にでかけたり、
出張のときは1日泊まりでいなくなることもある。
そして、育児を手伝っているとはいえ、
ねねちゃんのことについての育児労力は、
圧倒的にママの方が多いというのも、事実の1つだ。
それでも、
お風呂に入れるのも、だいたい二人で入れている。
パパか、ママが、先にお風呂で身体をあらって、
「ねねちゃん、どうぞー」と、声をかけると、
ねねちゃんを裸にしてお風呂に連れて行く。
パパの場合は、ママが出るタイミングでお風呂に入って、
ねねちゃんをお風呂場で見て、
ママが準備できたら、ねねちゃんを渡して、身体を洗ったりする。
もちろん、逆もある。
朝、目が覚めたとき、ママがまだ寝ていたら、
パパがねねちゃんの遊び相手をする。
パパが、お仕事の徹夜で寝たがっていたら、
ママが買い物に出かけてくれたりする。
大量ウンチのときは、二人がかりだ。
「わぁーーー! 背中まで漏れてるぅ!! ヘルプ!」
という声がかかると、仕事の手を止めて、ねねちゃんのウンチ処理班になる。
布団とかにウンチがつかないように、そっとお風呂場に連れて行って
パパが抱きかかえて、ママがお尻をシャワーで流したり。
お仕事の都合もあると思うし、
子どもに会いたくてたまらないのに、会えない状況の人もいると思う。
「それは、お前の環境だけじゃねぇか!」
「共同育児を押し付けるな!」
「親父としての責任は、仕事をして家族を養うことだ!」
とか、いろんな批判があると思うんだけど、
そうすると、今度は、もともとのムーニーのワンオペ批判と同様ベクトルに思えてくる。
どっちにしたって、批判や違和感や、
「自分の立場や思想とは違うぞゴルゥァ!」という「社会的にもっともそうな意見」は、
出てくるんだと思う。
だから、僕は
あくまでも個人的な感想を書いてみる。
育児って、パパにとっても本当に面白いし
パパは、24時間でも、ママとねねちゃんと一緒にいたい。
お仕事があって、対応が大変なのに、ねねちゃんが大泣きして手が離せないときは
本当に「困る」。
困るけれど、それが「いなくなればいい」とか「こういう時間を減らしたい」とは、思わない。
それは
ママがいてくれるからだと思う。
※車で駐車中の一コマ。運転中や停車中ではありません。
お互いに、何かあったときは、助け合える。
そう信じてるから、大変な時も楽しめるのかもしれない。
最後に・・・・
どうしても、一人で対応しなければいけない家庭も、ある。
ご主人が本当に忙しい方だったり
やむを得ない理由で、離れていたり、別の人生を歩んでいたり。
もし、万が一、
パパか、ママが、ねねちゃんと一緒にいられなくなって
ワンオペ育児をしなければいけなくなったとしたら
そのときは、別の感情が沸き起こるのかも、しれない。
でも、
今だけを切り取った、自分勝手な考えを書くと、
それだとしても、自分の子どもと一緒にいられる時間は、
宝物だと思う。
この動画を見たあとの、パパとママの感想は・・
「(他社を使っているけれど)・・・一度、ムーニー買おか」
だった。
あ、パパだけかな。ママは同意してくれたけれど。
「担当者がかわいそうだ」って(笑)
・・・まんまと、
企業広告に乗せられているのかもしれない(爆)