大人が目にする景色には
大人が多い。
ふと
友達のことを考えてみても
やっぱりみんな
大人だった。
そして
みんな
子ども時代があった。
ねねちゃんに、子どもが生まれたら
きっと、必ず1度は思うはず。
「わたしにも、こんな時があったんだな」って。
そう
全ては、円を描くように、繰り返されている。
だから
パパも、思う。
パパには、
ねねちゃんんみたいな時があったんだなぁって。
そして
その時
パパのパパや
パパのママは
きっと
こんな気持ちだったんだろうなぁって。
少しだけ
近づけた気がする。
パパが
パパのパパ
つまり
ねねちゃんのおじいちゃんなら
何も多くは求めない気がする。
元気で
笑っている顔を見せてくれたら、
それでいいと
思っている気がする。
パパはね
ねねちゃんの笑顔を
パパのパパに見せられるのが
とっても嬉しい。
それは
パパの
恩返しだから。
パパのパパが、いつも言っていた。
「親不孝は、親に心配をかけることだ」って。
じゃぁ
親孝行は?
きっと
親に安心をさせることなんだろう。
ねねちゃんの笑顔は
パパの大切な人を安心させる。
だから
パパは、ねねちゃんに
いっぱい幸せをもらっていると
思っているよ。