今日、6歳の娘の
ねねちゃんに聞かれた。
「おともだちが言ってたの。
”ねねちゃんのパパ、変だよ
どうして、いっつもねねちゃんと一緒なのに
お仕事してるの?
どうしていつも、沖縄とか東京とかのホテルにいるの?
ねねちゃんのパパって、おやすみがないから
ねねちゃんと遊べないんじゃない?”
って、言われたの」
って。
我が家は、長野も沖縄も京都も東京も
どこにいくのも一緒に行動をしてる。
できるだけ、幼稚園を休ませないようにとは思ってるけれど
それでも、他のお友達よりも休む日が多いから
どうやら友達に聞かれたらしい。
===
まず、伝えたのは
「パパはね
ママと、ねねちゃんと
ずーっと一緒にいたいって思って
今のお仕事をしてるんだよ。
パパは、いつもパソコンとカメラを持ってるでしょ?
あれはね
どこにいても、ねねちゃんやママと一緒にいても
お仕事ができるようにしてるからなの。
沖縄に行ったり、東京に行ったりするのは
パパが”会いたいなぁ〜”って思った人とか
”パパに会いたいなぁ〜”って思ってくれた人に
会いに行って、一緒にお仕事をするためなんだよ。
その時も、ママやねねちゃんと一緒にいたいから
一緒にホテルに泊まって、一緒に過ごしてるんだよ」
って。
そして、聞いてみた。
「ねねちゃんはさ、パパがお仕事してるのをみてどう思うの?」
この質問に、少し困ったみたいだから
角度を変えて聞いてみた。
「”ねねちゃんのパパのお仕事、変だよ”って
言ってくれたお友達には
ねねちゃんは、なんて答えたの?」
===
「ねねちゃんねぇ
”パパは、とっても頭がいいから
どこでも仕事できるんだぞ!”って
言ったよ」
ちょっと、苦笑いしてしまった。
「そっかぁ。ありがとうね。
パパはね、ママとねねちゃんと、一緒にいるのが夢なの。
そのために、がんばってるんだ。
いっぱいママに心配かけたり
パパが怒られたりすることもあるけれど
パパは、ねねちゃんとママと
ずっと一緒にいたいから、お仕事をしてるんだよ」
===
人生の価値って、それぞれだと思う。
もしも誰かの価値を否定するなら、
その責任を一部でも負うべきだと思う。
家族を守るために、家族と離れて仕事をする人もいるし
それはすごく尊いことだと思う。
僕の考え方や、在り方が全て良いとは思わないし
僕は、僕以外の人が大切にしてる価値観を、理解したい。
仕事で活躍してる人を尊敬するし
いっぱい結果を出してる人を羨ましく思う。
その上で、僕は
「どうして、仕事してるの?」
と、聞かれたら
「家族を守りたいからだよ」
と、答えると思う。
年商何億円の方や、何十億円の方を
いち経営者として、尊敬する。
年商何百万円や、数十万円の方も
価値を作ってる人なら
同じように、尊敬する。
けれど、僕の人生で責任を負えるのは
僕の家族の笑顔だけ。
===
もしもあなたが
6歳くらいの娘に
「どうして、いつも仕事してるの?」
って聞かれたら
なんて答える?
「ねねちゃんは、パパと一緒にいたい」
って言われたら
なんて答える?
僕は、正解はわからない。
一生かかっても使えないお金を稼いだ後で
”さぁ、今からずっと 一緒に遊べるぞ!”と
伝える幸せもあるし
毎年何億円も稼いでいて
”今日は家にいる 特別な日だから 一緒に遊ぼう!”と
伝える幸せもあるだろうし
もしかしたら、全く売り上げが上がってないのに
”今日は、この300円で何ができるか 一緒に考えよう”と
伝える幸せも、もしかしたらあるのかもしれない。
1つだけ、正解だと思うことは
”自分の未来への正解を
今の自分が定義してること”
だと、僕は思う。
それが、正しくても、間違っていても。
===
「どうしてパパは、いつも家にいるの?」
という、6歳の娘の疑問に対する正解は
娘が生まれる前から、僕はずっと定義づけていた。
「大切なママと
大切なキミと
大切な僕らの家族が、大切にしたい人と
一緒に生きたいから」
そのために、生きてるし
そのために、挑戦してるし
そのために、失敗してるし
そのために、貢献してる。
そしてぼくらは
大切なひとが大切にしている人の、役に立ちたい。
===
未熟な点や、至らない点が多くて、すみません。
それでも、大切な人と一緒に生きるのが、僕の生き方。
6歳の娘が
”パパは、とっても頭がいいから
どこでも仕事できるんだぞ!”
と、伝えた気持ちを考えると
”ごめんな”と
”ありがとう”が
半分ずつ出てきて
とりあえず、娘を抱きしめる。
僕は、そう思ってくれる娘が大切だし
それ以上に、娘を産んでくれた妻が大切。
===
”パパはね、ねねちゃんと一緒にいるために・・”
のくだりを伝えた後に
”ね。ママ?”と、聞いたら
「ん? あ、ごめん。
聞いてなかった」
と、言う奥さんを
改めて”すげぇな”と思う(笑)