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力を与える言葉

うちには、しまじろうとミッキーマウスのぬいぐるみがある。

パパは、裏声を使って、その二人を操る。

 

パパは、もともと人形劇の役者をしていた時期があった。見習いだけれど。

だから、ぬいぐるみをどう動かすといいか、ほんの少しだけわかる。

 

少なくとも、人間を含めた動物は、会話するときに無駄に飛び跳ねたりしない。

ぬいぐるみに話をさせるときに、無駄にピョンピョン動かす人もいるけれど

そこには、リアリティがない。

 

話をするときは、相手の目を見ることだけを意識すればいい。

ぬいぐるみでも、それは同じ。

 

ミッキーマウスが、ねねちゃんの顔を見ているかどうかだけ、気をつけている。

 

 

ミッキーと、しまじろうは、ポジティブな言葉を使う。

「ねねちゃん、一緒にあそぼ!」

「ねねちゃん、おいで!」

「ねねちゃん、どうぞ!」

 

もちろん、パパの裏声を通じてね。

 

 

すると、ねねちゃんも、同じ言葉を使うようになる。

「いっち〜(ミッキーのこと)、おいで!」

「あそぼ!」

「いいよ!」

「パパ、どうぞぉ〜〜」

 

ほんと、ポジティブな言葉が多いなと、感心する。

 

 

あと、質問の仕方も、YESを引き出すようには心がけてる。

 

「パパ、お仕事に行かなきゃいけないんだけれど、いいかなぁ」

「・・・いいよ!」

 

「パパ、お仕事行ってくるから、『行ってらっしゃい』してくれる?」

「いいよ! ぃってらっしゃーい!」

 

「パパ、ねねちゃんにこれをとってきてもらいたいんだけれど、お願いできるかな」

「いいよ!」

 

とか。

 

これが、

「パパ、お仕事行ってくるね!」だと、

「ダメ!」って、言うはずだ。

 

と言うか、たまに「ダメ〜ーー!」と、叫んでることは、もちろんあるけど。

 

 

ポジティブすぎて、

ぼうしをかぶっただけでも

「かわいい?」って聞いてきたり

「パパ! 見て見て! かわいいよ!」と、見せにきたり。

 

自分が書いた絵を見るたびに

「ねねちゃん、じょうず〜ーー!」

と、褒めてみたりするけれど。

ねねこ画伯の絵

 

 

きっと、どこの家庭でも同じだと思うけれど

自分の子どもが、いい言葉を使っていると嬉しいね。

 

ご飯を食べただけなのに

「おいしいねぇ〜〜〜」と、言ってみたり。

可愛すぎる。

 

家族に、力を与えてくれるね。