ねねちゃんの目は、だいぶおさまってきた。
よかった・・。
写真は、パパの高校の同窓会の、
役員会で、校長室に入った時の写真。
皆様の温かいご理解とご協力で
役員会に参加させてもらえた。
その間、ママはデイサービスセンターで、タヒチアンダンス のステージ。
今日は、朝からパパとねねちゃんの、二人きりの時間だった。
赤ちゃんのフォルムって、
なんか、美しいね。
服の感じが、ガンダムっぽさを、感じてしまう。
キュベレイとか、サザビーとか、ジオングの後ろ姿に近い。
さて
本題は、ここから。
ねねちゃんが、今寝た。
夜中の23時40分。
夜更かしすぎることは、十分に承知している。
パパも、ママも、なんとか寝かしつけようと、頑張った。
でも、昼間の興奮が残っていたのと
変な時間に昼寝をしてしまったので
ねねちゃんの中でも、興奮が収まらないみたい。
どうしても、眠ってくれない。
そんな中、ママも頑張ってくれて
ようやく眠ったかな・・・・・・・
と、思い、
ねねちゃんたちが眠る2階をそっと離れて
パパは仕事場の1階にやってきた。
少し、仕事をしていると
頭の上の2階で、何やら物音がする。
カチャ・・と、ドアを開ける音がする。
「起きたな・・・」
と、わかってはいるけれど、
無視をして、仕事を続ける。
2階から1階につながる階段は真っ暗。
1階にこないと、あかりはない。
そんな中、
階段を一人で降りきって
パパの仕事場にやってきた。
「ダァ〜ーー!!」
ねねちゃん、全然元気だ。
ここで、腹をくくる。
ママは、とっくに爆睡してる。
ねねちゃんを抱き寄せて
「ねねちゃんは、もう寝てなきゃいけないのは、わかる?」
「ん」
「でも、眠れないのね。パパと一階にいたいの?」
「モアナ!」
モアナは、ねねちゃんの中では、「動画」の意味だ。
動画を見たい時は
「チッチー(ミッキーマウス)」か
「モアナ(ディズニーのモアナ)」と、言う。
「モアナ」の発音は、「マーナ」に近いけれど。
「よし、わかった。
ねねちゃんは、眠ってなきゃいけない時間。
それでも、パパに付き合うなら、パパの観たい動画を一緒に付き合いなさい」
「ん」
「そして、眠くなったら、言ってね。
それまでは、パパの理不尽に付き合いなさい」
と、
観たかった、プロフェッショナル仕事の流儀の
岡村隆史さんの回の残りの、坂東玉三郎さんとの対談シーンと、
宮大工の菊池恭二さんの回を、見始めた。
真剣に見始めるねねちゃん。
動画の途中、一度もぐずることはない。
本当に、真剣に観てる。
時々、パパが解説を加えたりしながら。
動画の区切りのたびに、一度映像を止めて、ねねちゃんに確認する。
「眠たくなってきたね。上に行く?」
「やだ」
「わかった。じゃぁ、次の動画の区切りまで、あと10分くらいね」
「ん」
そして、腕の中で、注意力が散漫になってきたので
また動画の区切りが来ると、確認する。
「眠たくなったよね?
もう、眠る?」
「やだ。もっかい!」
「わかった。
下にいるうちは、パパの観たいものに、徹底的に付き合ってね。
上にいくなら、眠れるけれど、まだ観るのね?」
「ん」
「じゃぁ、さっき10分って言ったから、あと5分ね」
「ん」
こう言うのを、何度か繰り返して、
区切りのいいところで
「はい。時間がきたから、おしまいね。
上に行って、眠る?」
「・・・・・・・・・・・ん」
「よし、寝よう」
と、布団の上に連れて行った。
幼児期の脳のことを考えると
早寝早起きをするに越したことはない。
それは、十分理解をしているし
実際に、うちでは、だいたい18時か19時には、ねねちゃんが眠ってる。
そして、朝の5時くらいには、ねねちゃんが一番早く起きて、
パパとママを起こす。
でも、
そんな理想的なパターンじゃない時も、やっぱりある。
どうしても、眠らないとき。
パパとママが、努力をしても、眠らないとき。
それでも、パパのところにきた時は
1つのことだけを、決めている。
「ねねちゃんに、決めさせる」
判断能力がないのに、かわいそうとか
決められないのに決めさせるのは、虐待だとか
それは、寝かしつける努力せずに、そう言う結論になった人に言ってくれ。
頑張って寝かしつけようと何度も何度も試みたのに
それでも眠らなくて途方にくれた人なら
少しだけ、共感してくれるかもしれない。
パパは、すごく鬱陶しい性格の人だから
1つ1つ言質を取る。
「まだ起きていたいの?」
「起きてるなら、パパの観たいものを一緒に見る?
それができないなら、上で寝ていなさい」
「パパは、ねねちゃんに眠っていて欲しいの。
それでも、一緒にいるなら、パパの理不尽に付き合って」
「◯時までしか、付き合えないからね。終わったら、眠る?」
「うん」と言うこともあるし
「やだ」と言うこともある。
全部、決めさせる。
もちろん、親の判断基準はあるから
どうしても、誘導尋問になるけれどね・・。
ねねちゃんは、もう1歳8ヶ月。
”まだ”1歳8ヶ月だから、いっぱい甘えたり、じゃれたり、泣いたり、怒ったり、
いっぱい、いっぱい、自分の感情を楽しめばいいと思う。
今日も、同窓会役員会の席で
泣いてしまった時
「いっぱい泣いてください。泣くのは、ねねちゃんの仕事です」
と、何度も言い聞かせる。
パパだけの、自己中心的な意見なのかもしれないけれど
多分、周りの人も
「親は、どうするのか」を見たうえで、行動してくれる。
迷惑なら、迷惑そうな顔をしてるはずだから
それに気づいたら、すぐにその場を去るけれど
流石に、同じ高校の同窓会役員。
温かい目で見ているに決まっている。そう信じてる。
だからこそ
パパは、どう子どもに向き合うか、宣言をする必要がある。
「いっぱい泣いてください。それが、あなたの仕事です」
そう、みんなに聞こえるように伝えることで
その場は、誰もオロオロしなくなると思っている。
パパがオロオロしているなら、誰かが助けてくれるだろうけれど
パパがオロオロしてないんだから、誰も助ける必要はない。
そうやって、娘と向き合ってる。
かっこいいことを言ってるけれど
眠らない子どもは、大変だよね(笑)
お察しします。
でも
眠らなくても、健やかに眠っても
ねねちゃんは、パパとママの娘だから
何があっても、
パパとママは、ねねちゃんを愛し続けるし
どんなに泣いてても、やっぱり愛をもって、接してる。