「世界は光に満ちている」
そう思えない瞬間は、ある。
ねねちゃんと、同じくらいの子の悲しい事件や
大切に大切に育てた我が子の、悲しい事件。
世界は、光だけじゃない。
辛いことも
理不尽なことも
苦しいことも
嫌という程ある。
でもそれは
僕らの記憶に植えた花のように
すべての悲しさや苦しさが
美しさの糧になることだって、きっとある。
ちょっぴり背伸びをした運動会みたいに
明日の筋肉痛が、明後日のやる気をくじいた時
「もう、嫌だ」と決めつけるか
「次は、がんばる」と思いをはせるか
それは、君次第なんだろうと思う。
世界は光に満ちている
そう思えるかは、育っていた環境に依存していて
少なくとも僕は、
君の世界を、光で満たしてあげたいと、心の底から思ってる。