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子どもの睡眠をプロデュースする家事脳

毎週水曜日は、ママがダンスレッスンに行くので、18時半には家を出ていなくなる。

そのあとは、パパがねねちゃんとの時間を過ごし、眠りにまで持って行く日。

 

つまり、ねねちゃんと2人きりの時間を思う存分楽しめる(笑)

 

今日もママが出かけてから、

ママが作ってくれたご飯を食べて

絵本を読んで欲しいというので絵本を5冊くらい読んで

抱っこをしながら、立ったり座ったりを繰り返してねねちゃんが笑い疲れるくらいまで笑ってもらって

 

眠たくなって体が熱くなってきたから、

眠りにつく前にお風呂場でぬる目のお湯あそびをして

歯を磨いて、パジャマを着せて

眠るまで、今日あったことをや発見したことをゆっくり話しかけて、

「今日も素敵な日だったねぇ」と笑いあって

20時少し過ぎには、ねねちゃんは眠った。

 

世の中には、お仕事に一生懸命で、

なかなか子どもとの時間を過ごせない真面目なパパも、いると思う。

 

ぼくのライフスタイル的にいうと、めちゃめちゃ気ままに子どもと一緒にいさせてもらってるし

お待たせをしているクライアント様もいるから、本当に不良パパな面はある。

 

だから

「ほら、育メンですごいでしょ。

パパはこうあるべきだぜ」

みたいなことは、思っていない。

 

子どもに会う時間を削ってでもお仕事をして、

家族を豊かにしているパパもたくさんいるし、どちらが素敵とは思ってない。

 

 

ただ、普通の家庭よりも、子どもと向き合う時間が圧倒的に多いパパ生活の中で

「そうか、こういう考え方をすると楽しいかも」と、思う点はいくつもある。

 

それが、

子どもの眠りのプロデュースをするということ。


(写真は今日じゃなく、以前ママが撮影してくれたもの)

 

 

ぼくも、自分のやるべき仕事がある。

本心を言うと、すぐに眠ってくれて、すぐに仕事に取り掛かりたいところではある。

 

でも、ママがいない以上、ねねちゃんの眠りはパパが快適に作り出してあげる必要がある。

 

それを「やるべきこと」だと思うと、

「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ・・あぁ〜、やることが多い」と、思ってしまうかもしれない。

 

こう思ってみては、どうだろう。

 

例えば、あなたが学生の時、

クラスみんなの前で、何か発表する機会があったり

全校生徒の前で、演劇を演じることがあったり

音楽の発表会で、みんなの前でピアノを弾くことがあったり

そんな経験があるかもしれない。

 

「あと、2時間後に発表する」と決まっていたら

最後に、間違えやすかったセリフの確認をポイントだけ復習して

30分前くらいには念のためにトイレに行き

衣装を着替えて鏡の前で念入りに前髪を整えて

最高の状態で、ステージを迎えるように、自己プロデュースをすると思う。

 

 

ぼくにとって、ねねちゃんを寝かせることは、それに近い。

それに向かってやっている家事は、「やらなきゃいけないこと」ではなく

快適な眠りに向かうためのステップだと思ってる。

時々、そのステップから足を踏み外して、全然眠ってくれないねねちゃんと途方にくれることはあるけれど。

 

逆に、今日のようにめちゃめちゃスムーズに眠ってくれると

「よし! プロデュース成功だ」と嬉しくなる。

 

 

 

ママも、「今日の夜は、やることがある!」と決断すると、昼間に積極的にねねちゃんを運動させて、

めっちゃ満足するくらいご飯を食べさせて、

クタクタな状態にしてから「じゃ!」と、出て行ったりする。

 

 

気になっているのは、ねねちゃんの頭がどんどん良くなってきていること(笑)

今までは、「こうすれば、寝てくれる」と思っていたパターンが

「こうすれば眠ると思ってるんでしょ?パパ」的に、裏切られたりする。

 

そのせめぎ合いも、また面白い。