深夜に起きる赤ちゃん

昨日の夜は、ビジネスプランを考え直すために

深夜の1時ごろに、そっと、近くのデニーズに行って、悶々とノートに向き合っていた。

 

その時、

新しいお客様が入ってきて、目をやると

2歳くらいの女の子を連れた、金髪のママと、シュッとした感じのパパだった。

 

「まぁ・・何かのお出かけの帰りかな?

子どもが眠れなかったのかな」

 

と、思っていると

しばらくして、「ジュー・・・」という音が聞こえた。

 

パパとママが頼んだのは、深夜のステーキだった。

子どもは、うどんっぽいものを食べている。

 

「結構がっつり食べるのね。

まぁ、もしかしたら、海外旅行とかで時差があって、

家族みんな眠れないのかも」

 

と、思いながらも

やっぱり、深夜に赤ちゃんが起きていることに対する

ハラハラ感は、少しだけあった。

 

家に置いて、パパとママだけ食べにくるよりは

200倍素敵だけれどね。

 


さて、本題は、ここから。

今は、深夜の2時。

 

ようやく、ねねちゃんが眠ったところ。

眠るまで、2時間くらい、格闘してた。

 

 

今日は、天気もいいし、ねねちゃんが外に出たがっていたので

パパとねねちゃんで、1回

パパとママと、ねねちゃんで、もう一回

公園に遊びに行った。

 

いっぱい はしゃいで

いっぱい 疲れて

ママが夕ご飯を作っている間に、夜の6時ごろ、ねねちゃんが眠ってしまった。

 

ご飯を食べていて、寝る準備が万全なら

ここから朝まで寝続けるはず。

 

でも、ご飯を食べていなかったので

深夜の11時ごろに目を覚ました。

 

ママが、ご飯を食べさせてくれた。

パパが、歯を磨いて、

眠れるようにと、「だるまさんと」を、読んだ。

 

一度は、横になったねねちゃん。

パパが部屋を出る物音に反応して、むくりと起き上がったのが

深夜の0時。

 

それからは、昼間のこともあるんだろうけれど

遊びたい気持ちの方が、眠気よりも強くなってしまっていた。

 

ママは、いい意味での放任派。

「しばらく泣いたとしても、そっとしておけば、寝る」

という主義だ。

 

パパは、付き合う派。

「できるだけ、気持ちに向き合って、そばにいる」

という主義だ。

 

だからこそ、お互いに信頼して頼ることができる。

二人で同時に、おろおろすることは、あまりない。

 

パパが対応できない時は、ママのやり方で

ママが対応できない時は、パパのやり方で

ねねちゃんと向き合う。

 

今回は、ママがお疲れなのはわかっていたので

パパのやり方で、ねねちゃんと向き合った。

 

まずは、寝かしつける努力をしてみる。

暗い中でも、本を何冊か読んで、

優しい声で語りかけ続ける。

 

 

コロンと、横になっても、

目がぱっちり開いているので

ねねちゃんの足裏マッサージ。

 

もともと、パパはリフレクソロジストだったので

足裏をほぐすこと自体は、好き。

 

優しい圧を、歌いながらねねちゃんの足にかけていく。

「ねねちゃんの足は、だいじだよー」と。

 

少し、うとうとして来たかな・・・

そろそろ、いいかな・・・

 

と、思ったところで、

むくりと起き上がって、元気に走り回る。

 

寝かしつけようと、横にすると、

「あか〜ー あかーー〜」と、主張する。

 

赤は、今やっている色遊び。

公文式の図形キューブ。

[amazon_ad keyword=知育 積み木]

 

どうしても眠らないので

パパの仕事場に連れて行って、一緒に積み木遊び。

 

一通り遊んだ後、もう一度、布団に連れて行こうとすると

「やだーーー〜!!! やだーー〜!!」と

泣きわめく。

 

 

こんな時、どうするのが正解なんだろう。

きっと、「正解はない」と、腹をくくるのが、

少しだけ、正解に近いんだろうと、思ってる。

 

そのあとは、

パパのパソコンで、パパが見たかった「プロフェッショナル仕事の流儀」の動画鑑賞会。

 

学級崩壊の現場に向き合う小学校教師 菊池省三さんの回を一緒に見る。

抱っこをしながら、ところどろこ、解説をしながら。

 

最初の15分くらいは、夢中で見ているけれど

少しずつ、意識が散漫になってくるのが、腕の中で伝わる。

 

「もう、止めようか?」と聞くと

首を横に振る。

「じゃぁ、あと2分だけだよ」と聞くと

ウンと、うなづく。

 

しばらくして、また意識が散漫になるので

「もう2分経ったかな、眠る?」と聞くと

「ヤダ」と、答える。

 

「じゃぁ、あと2分だけだよ」と、

また動画の解説を始める。

 

3回目に聞いて、ようやく「ウン」と、頷いた。

そのあとは、すぐに眠ってくれた。

 


きっと、甘すぎるのだろうと思う。

厳しくしつけをして、寝かしつけるのが正解という人もいるだろう。

 

でも、僕は、

理由がわかっていることで、しかも本人も困っている感情に対しては、

怒らない。

 

ねねちゃんだって、意地悪で寝ないわけじゃない。

今日の生活リズムを見れば、夜に起きてしまうのは仕方がないし

眠たくても、眠れない時間だったというのも、すごくわかる。

本人も、その感情に対して、きっと困っていたのだろう。

 

 

その中でも、親の責任として、寝かしつけなければいけないというのも

すごくわかってる。

 

それに、仕事の都合上、

どうしても向き合えない時間があるというのも、仕方がないことだ。

そんな時は、子どもの感情にしわ寄せが行くことも、ある。

 

 

どうするのが、正解かは、僕自身もわかっていない。

でも、唯一、意識をしているのは

 

「パパは、本気にさせると、めちゃめちゃ面倒くさい」

ということだけは、理解してもらうこと。

 

多分これは、ママもわかってる。

僕が本気で向き合うと、めちゃめちゃ問い詰めるし、めちゃめちゃ理詰めで論破する。

 

まぁ、それで負けていないのが、ママの素晴らしいところだけどね。

「そんなこと、わかってるけれど、できないから仕方ないの!

 できるなら、とっくにやってるよ!」

と、逆に論破されるのも、心地いい。

 

 

「パパは、本気にさせると、めちゃめちゃ面倒くさい」

というのは、

自分に、その刃が向いている時は、すごく嫌だろうけれど

 

「パパは、本気にさせると、何が何でも解決する」

というのを、示し続けるのは

 

きっと、ねねちゃんが10年後とか、20年後くらいに

どうしても困った時に

 

パパに相談してみよう

パパなら、なんとかしてくれるかもしれない

 

と、ほんの少しでも思ってもらえる、1つの理由になるのかもしれないと、

思ってる。

 

 

関白失脚みたいな

パパでい続けたい。