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ワンオペ育児と、頑張るママ

きっと、昨日のステージで疲れたのだろう。

ママはいつもよりも、ゆっくり寝てる。

どうやら、朝ごはんだけは、ねねちゃんにあげてくれたらしいが。

 

今日の朝9時ごろ

まずは、ねねちゃんに動画を見せてみる。

 

「おかあさんと一緒」が、一通り終わる。

 

「アッチ。 アッチ。」と

外を指差すねねちゃん。

 

「外で遊びたいの?」と聞くと「うん」と、言うので

一緒に公園に遊びに行く。

 

滑り台を滑って、

ブランコに乗って

アスレチックで遊んで

白いチョウチョを追いかけて。

 

もちろん、平日のこの時間に、

子どもと二人で遊んでいるパパは僕しかいない。

 

公園で子どもを遊ばせている他のママたちの近くを通るたびに

「こんにちはー」と、声をかける。

 

そのママの子どもが、ねねちゃんに話しかけてくれるので

一緒にお話しに加わる。

 

 

そういえば、ねねちゃんは連日お風呂に入っていないので

ちょっと汗臭くなって来ている。

 

帰ったらお風呂も入れよう。

 

「よし、ねねちゃん。

外で遊んだから、パパとお風呂に入ろう」

と、一緒にお風呂に入って、ミノンの石鹸で、全身をしっかり洗う。

頭も、顔も、優しくゴシゴシ。

 

身体を拭いて

服を着せて

ねねちゃんの髪の毛をドライヤーで乾かして。

 

 

乾かし終わると、ねねちゃんが

「ジュー! ジュー!」と言うので、ジュースを欲しがっている。

 

けれど、うちの冷蔵庫には、ジュースがなかった。

それに、あまり食材を買い溜めないほうなので、食べさせられるものが少なかった。

 

何か栄養のあるものを食べさせなきゃと

一緒にデニーズにいくことに。

 

そっと車に乗って、二人でデニーズへ。

 

ねねちゃんの脳には、お魚を食べさせてあげたかったので

お魚の入った定食を二人で分ける。

 

朝ごはんを食べさせてもらったはずなんだけれど

おわん2杯分くらいのお米を食べて、魚やほうれん草や、ひじきや、ニンジンも食べてくれた。

 

ジュースも、オレンジ100%のものを、3倍くらいに水で薄めたものを

ゴクゴク飲んだ。

 

ご飯を食べながら、眠たそうにしているのがわかる。

コクリコクリと、食べながら眠り始めたので

ソファー席に横にして見たら、すぐに寝てしまった。

 

ねねちゃんが寝たのをいいことに、少しゆっくり目にコーヒーを飲む。

 

ただ、眠ったと言うことは、両手が塞がるので、お会計が大変だな・・・と、

事前に2千円札を出して、いざレジへ。

 

レジの人に、「大丈夫ですか?」と、微笑まれながら、

色々と察してくれて、スムーズにお会計が終わる。

 

車に乗せて、近くのお弁当屋さんへ。

 

家に食材がないと言うことは、ママも食べるものがないから

何か買っていかないと。

 

サバのお弁当を買って、家に帰る。

 

 

ぐっすり眠っているねねちゃんを、そっと布団におろして

散らかっている食器を、食洗機で回して

グラスをスポンジで洗って

汚れているキッチンの上を拭いて

 

一息ついたところ。

ワンオペ育児は、大変だ。

 

でも

ねねちゃんを独り占めして、二人で過ごす時間は、めっちゃ幸せ。

ママがお疲れの日は、パパとねねちゃんのデート日。

 

 

ここまで書いておいて、なんだけれど

ママがいかにズボラかを書きたいわけじゃない。

 

ちょっと、いじめたい気持ちは、もちろんあるけれど。

 

でも、

昨日のステージのために、どれだけ頑張って来たのかも、ずっと見て来たし

 

終電で帰ってくる日が続く中、

ねねちゃんとも、

「今は大変だけれど、ママ頑張ってるから、

ママのこと、一緒に応援しようね」

「うん」

と、言い合って来た。

 

そして何より、

僕が逆の立場の時、ママはこれを、文句も言わずにしてくれているのだ。

 

 

たまたま、できない日もある。

できていないことを探し始めると、お互いにできていないことばかりになってしまう。

 

「直して欲しい」とか

「改善して欲しい」と

思っていた時期もあるけれど、

それは、きっと、お互い様。

 

 

子どもの頃なら、

できないことに何度もチャレンジして、幅を広げていく時間が大事だけれど

 

大人になった夫婦の中では、

できないところを、できるようにするよりも

できることを、しっかり上手にこなしていくほうが

 

きっと、家族としては、楽しいと思う。

 

もちろん、お互いに、ダンスとか、ビジネスとか、

チャレンジする部分は、人生設計的にきちんと絞って

そこには集中して改善とチャレンジをするけれど。

 

 

まぁ・・・そんなパパとママに育てられるねねちゃんは、

ちょっと、大変かもしれない。