思考は現実化する
言わずと知れた、自己啓発本の名作。
ナポレオン・ヒルの、『思考は現実化する』
これは、2006年(26歳の時)に、当時住んでいた埼玉県和光市にあるバーミヤンで読んでいた本。
詳しくは書かないけれど、
その当時、400万円くらいの借金が返せなくて、消費者金融からの電話が鳴り止まなかったの。
遊びで使ったんじゃないよ
全部、大真面目に「仕事の先行投資だ!!」と、意気込んで使ったお金。
今考えれば、「そこじゃねぇよな・・・」感しかないお金。
取り立てにテンパって右も左もわからなくなって
どうしようもなく暗闇の中を進んでいて
それでも、何かにすがりたくて、自己啓発本を買ってみた。
分厚い本で、カーネギーとのやりとりとか、幼少期のエピソードとか、
いっぱい載っているんだけれど、覚えているフレーズは1つだけ。
『全ての逆境は、成功への糧』
この言葉しか、覚えていないし
この言葉に出会うためにしか、この本は必要なかったんだと思えた本。
そのための伏線や補足が、いっぱい載っている本。
今でもこの言葉は、自分の中心軸に据えられている。
その後も、今でも、いろんな逆境があるけれど
その度に、「よっしゃ!!」と思えるのは、この本に出会えたからだなと思う。
読んだことがない人は
読まなくてもいいから、本棚に1冊置いておいたほうがいい。
人生の、何かどうしても、自分の力で越えられないと思える悩みや苦しさを感じた時
二日くらいファミレスや、ネットカフェに籠もれば、読み終えられる本。
この本を、開けないに越したことはない。
でも、人生の中で一番苦しい時、この本に救われる可能性はゼロではない。